大阪YMCA日本語教育センター設立の主旨

 大阪YMCA日本語教育事業が51年目を迎える2020年4月、学校法人大阪YMCA留学生事業グループにおいて新たに日本語教育センターを設立いたしました。


 大阪YMCAでは50年にわたり、「平和と和解に満ちた共生社会の建設を追求する」ことを理念に掲げ、日本語教育プログラムを展開しております。本センターもこの理念に基づき、日本語学習が必要な児童・生徒、留学生、就労者などすべての方々に対し、地域社会や関係する諸機関と連携しつつ、質の高い日本語プログラムを開発、提供いたします。また、日本語教育人材の育成に努めるとともに、地域社会の人々に「共生社会」への理解と参画を求め、働きかけてまいります。

 本センターが日本語教育を通して、多くの方々が出会い、連帯する場となり、「多様な文化を尊重した活力ある共生社会実現」の一助となりますことを切に願います。

設立のご挨拶

亀田 美保

大阪YMCA留学生事業グループ
日本語教育センター センター長

 
 日本語のクラスは出会いの場であり、言葉や文化が異なる人同士が良い関係を築き、学び合う小さな共生社会です。できるだけ多くの方々に身をもってそれを経験していただきたいと、このセンターを開きました。
 'Withコロナ'の時代、人との距離を保つことが求められますが、対立や分断ではなく、みんなが支え合って和やかに暮らす社会を目指したいと思います。出会いと学びの場として多くの方々に集まっていただきましたら幸いです。